国際機関へのエントリータイミングについて考えてみる【第3回】

国際機関
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続きです。

(前回の記事はこちらへ。【第1回】【第2回】

ミッドキャリアとして

職位=○

長期的キャリア開発=◎

難易度・不確定要素=△

 

ミッドキャリアとは、JPOと同様に日本政府(外務省や財務省)が国連や世銀へ派遣し、2年間は政府が給与や福利厚生費用を負担するというものである。

JPOとの違いは、JPO応募に際し必要な職務経験が2年であるのに対し、ミッドキャリアは5年以上となる。つまり、JPOのシニア版?と思って頂けると考えやすい。

 

ミッドキャリアになると年齢制限がなかったりする。

ミッドキャリアの平均年齢については不明だが、社会人経験10年越えの方もごろごろいるので、若くて30代半ばで、40代の方も珍しくない。

 

職位についてだが、ミッドキャリアになると国連だとP3やP4、世銀だとGGになる。

世銀のGGといえば、自分の肩書に「シニア」がつきだす(厳密には、GG1、GG2に分かれていて、GG2から「シニア」がつきだす)。

 

国連でも、世銀でも、(長年勤めた挙げ句)この職位でキャリアを終える人も結構いることから考えると、最初からこのランクで入るというのは、なかなかよい話なのではないかと思ったり・・。笑

勿論、”職位があがる=責任も重くなる”ため、きちんとパフォーマンスを出すというプレッシャーはあるのだろうが。。

 

長期的キャリア開発としては、私の意見としては、”かなり有”なのではないかと。

その方の入社前の経験によるところが大きいが、社会人経験が相応にあるため、マネジメント経験や、何かしらの責任者になった経験があると思われる。

2-30代で経験しておくべきことを経験した上で、国際機関でシニアレベルで仕事ができる(=自分で責任をもって仕事を進められる)ということは、長期的キャリア開発の視点にたってかなり強いと思う。

 

難易度・不確定要素についてだが、こちらは△と言わざるを得ない。

JPOと似てくるのだが、やはり募集ポジションと、ご自身の職歴といかに一致するかによるので、運要素が強い。

そして、キャリアが進めば進むだけ、自分自身の色がついてくるため、募集ポジションと自分の職歴を合わせていく(レジュメ作成や面接準備等をする際)際に、若手に比べてより難しくなってくる。つまり、運要素がさらに強まるイメージだ。

 

ただ、繰り返しになるが、ミッドキャリアは年齢制限もないわけなので、もし自分の職歴や専門と合うポジション募集があれば応募しない手はない。空席公募よりは遥かに恵まれた状況である。

次回

次回は(恐らく)最終回!笑

世界中のキラキラキャリアの猛者たちに打ち勝つ必要のある空席公募についてお話しする。