就活の自己PR、面接対策は会社目線で考えろ!~人材採用とは、会社が’あなた’に投資するということ!~

就職活動(留学中)
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最近、Youtubeでこんな動画を観た。

(田端大学 Youtube支店:「就活の会社選びは、名詞で考えるな動詞で考えろ!〜好きを仕事にするなら、名詞ではなく動詞が大事〜」参照)

なかなか興味深い内容で、視聴中に何度もうなずいてしまった。

最近、新卒就活中の若者と話したのだが、まさに田端氏が警鐘を鳴らす’名詞’で考える就活パターンにハマってたので、その若者がこの動画を観ていることを望む。

 

私も、外銀時代には採用チーム(部門別採用なので)に所属。

書類選考は勿論のこと、一次面接を担当したり、会社説明会でスピーカーになったりした。

また、ベンチャー(専門商社)時代には、最年少マネージャーとして、自分が統括するチーム人員の採用活動に携わった。

 

これら経験から、私が新卒就活について思う所をつらつらと書こうと思う。

’ポエム’は吐くな!

就活面接中によく聞こえてくる’ポエム’。。

何となくわかりますよね?

「私は昔から飛行機が好きで、そんな大好きな飛行機に携わる仕事ができたら幸せだと思い、御社のCA職を志望しました(ドヤッ!)」みたいなやつです。

よりイメージしやすいのは、映画「君の名は」で、主人公滝君が就活をするシーンですかね。

セリフはうろ覚えなのですが、まさに滝君は’ポエム’を吐いていて、映画を観ながら、「あー、これは受からないだろー」と思ったものです。笑

(映画「君の名は」のシーンより)

これは雇う側の立場からしたら、①聞き飽きた、②○○が好きで~ってそもそも何だよ?うそくせぇ・・、③会社はお前のためにあるんじゃねぇ、って感想が自然と湧いてきます。

なので、新卒就活本にあるからか、周りがやっているからか、最早’日本の伝統芸能’だからなのかしりませんが、就活の場面で’ポエム’を吐くのは止めましょう。

 

※会社によっては’ポエム’を聞くことが好きな会社もあります(私の経験では、日本の中小企業に多かった)。

そういった会社に共通するのは、古き良き日本的経営で、年功序列(の割りに給与そんな伸びず、出世も遅い)、ダイバーシティが低い(日本のおじさん的価値観や男尊女卑的価値観)、といったものがあると思う(あくまで経験談や、友人・知人からのヒアリング)。

 

よって、’ポエム’を尊ぶ会社なんてわざわざ選ぶ必要なんてない!

なので、’ポエム’は吐くな!!

’自分’を雇うことのメリットを示せ!

じゃあ、’ポエム’を吐かない代わりに何を伝えるべきなのか?

それは、’自分’を雇うことのメリットである。

 

就活とは、「会社が投資(人材)商品を見定めにきている」ことと心得よ。

なぜ、年間数百万円、なかには1千万円といったお金を費やしてまで、あなたを雇わなければいけないのか?

あなたが飛行機好きだからか? あなたが”人と人が落ち着ける空間”作りをしたいからか?

そんなのは幻想である。

会社としては、あなたが数年後、10数年後にどれくらいのリターンをもたらすだろうか、という点で判断をしている(そうすべきである)。

 

当然ながら、学生のあなたが、’自分を雇うことのメリット’を示すことは難しい。

ただ、それは会社だって理解しているし、周りの競争相手だってそうなのである。

学生のあなたが示すべき点は、とにかくポテンシャルだ。

 

どうやってそのポテンシャルを測るかは会社による。ただ、共通して一番手っ取り早いのは学業であることは間違いない。

そういった意味だと、大学に入った時点で勝負はある程度決まっているし、それは紛れもない事実である。

もし大学名が劣るのであれば、それをカバーする何か武器をもつべきである。

(だからといって、突然、「途上国に行って現地の生活を経験してきました」とか、「所持金5千円で日本一周してきました」とかは正直バカ丸出しなのでお勧めしない)

会社の競争優位性は把握しろ!

最近、以下Tweetをみた。

 

 

「なるほど!」と笑ってしまい、私もコメ付リツイしたのだが、以下は一面しか映していない。

 

なぜ会社が「それって他社でもできるよね?」と聞くと思う?

会社の人間だって、自分とこのビジネスが他社でもできることくらい百も承知である。

というか寧ろ、一社しかプレイヤーがいない業界ってどんな?と思ってしまう。

学生に人気のGAFAにだって競合はいるわけで、職種レベルに細かく見ていくと、一つ一つの仕事なんて、ある程度は同業界の会社であれば、その仕事をできる可能性が高い。

 

この質問の意図を理解するには、再度、就活とは「会社が投資(人材)商品を見定めにきている」と認識する必要がある。

 

採用にはコストがかかる。

就活イベントの場所代もそうだし、採用チームの人件費だってそうだ。

採用チームからしたら、なるべく志望度の低い学生は早々に振り落として、志望度の高い、オファーだしたら実際に来てくれる学生にリソースを割きたいと思っている。

なので、この質問がくるということは、あなたの志望度を確認されていると思った方がよい。

 

では、こうした質問が来た時にどう返すべきかなのだが、一番効くのは「その会社の競争優位性を語る」ことだ。

同業界にいると、競合他社とはサービスがかなり似通ってくるが、そんな中でも会社の競争優位性が何かあるはずだ。

そして、そういった競争優位性は、’ポエマー’学生が普段目にする薄っぺらい会社情報からは見えてこない。

少なくともその会社の財務諸表を一読する必要がある。

 

志望度が高い会社については、その会社の競争優位性、できれば今後の事業戦略についても把握しておくとよいだろう。

内定貰ってから会社選びは悩め!

たまに、内定をもらう前から会社を絞り込みすぎる学生がいる。

そういう学生に限って、肝心の会社絞り込みがイメージ先行で選びすぎてて撃沈の連続だったりする。

 

内定をもらったからといって入社しなければいけないなんてことはない。

内定のお断りだって、電話でなくて電子メールで一言伝えるだけで済む(出来たら電話する方が礼儀なようではあるが、昨今は、採用担当側も理解があると思う)。

 

なので、とりあえず幅広く応募していき、どんどん内定は獲得していった方がよい。

内定長者になってから会社選びについて本気で選んだって決して遅くはない。

最後に。

色々と書いたのだが、所詮はたかが就活なので、そんなに気負いすぎずに取り組んでいってほしい。

きっと、自分にとって最適な会社が見つかるだろうし、たとえ入社時点ではそう思えなくても、

後々になって振り返った時に、その時々の経験に意味があった、なんてのはよくあることである。

 

就活とは「会社が投資(人材)商品を見定めにきている」を念頭に、会社視点で’自分’という投資商品を分析していけば、

自然と最適な自分のアピール方法、見せ方がみつかることだろう。